スライドカンファレンス

症例種別

泌尿器(5~6件表示/全7件中)

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第36回日本臨床細胞学会九州連合会学会(大分)スライドカンファレンス症例3

種別:泌尿器

出題:鹿児島予防医学研究所 病理部 平木 翼

年齢 90歳代 性別 男性
採取部位 尿 採取方法 自然尿
検体処理法 LBC 法 (サイトリッチレッド、BD)    

臨床所見

既往歴:高血圧症、高脂血症、高尿酸血症
現病歴:半年前から続く肉眼的血尿を主訴に、当院泌尿器科を受診された。超音波検査では膀胱頂部後壁、右側壁、左側壁、内尿道口内部に最大径 4 cmの多発性腫瘍を認めた。


  • Pap ×10

  • Pap ×40

  • Pap ×100

  • Pap ×100

  • Pap ×100

  • Pap ×100
正解 2.腺上皮への分化を伴う高異型度尿路上皮癌
▼選択肢及び投票結果
1.膀胱原発腺癌 30件 (46.9%)
2.腺上皮への分化を伴う高異型度尿路上皮癌 21件 (32.8%)
3.神経内分泌癌 0件 (0.0%)
4.胃癌の転移 2件 (3.1%)
5.前立腺癌の直接浸潤 11件 (17.2%)
投票総数 64件 (100%)  
 

第37回日本臨床細胞学会九州連合会学会(佐賀)スライドカンファレンス症例4

種別:泌尿器

出題:○松山 篤二 福岡和白病院病理診断科

年齢 68歳 性別 男性
採取部位 尿 採取方法 自然尿
検体処理法 従来法    

臨床所見

既往歴:大腸癌
現病歴:S状結腸癌ならびに肺転移にて化学療法中。2週間前から排尿困難、残尿感があり、泌尿器科に紹介された。直腸診で前立腺は超胡桃大、全体に固く表面やや不整であった。精査のため、まず尿細胞診が行われた。
(画像2、5~8は同一の倍率です)


  • Pap 1

  • Pap 2

  • Pap 3

  • Pap 4

  • Pap 5

  • Pap 6

  • Pap 7

  • Pap 8
正解 1.大腸癌
▼選択肢及び投票結果
1.大腸癌 3件 (3.8%)
2.前立腺癌 44件 (55.0%)
3.高異型度尿路上皮癌 17件 (21.2%)
4.低異型度尿路上皮癌 8件 (10.0%)
5.反応性尿路上皮 8件 (10.0%)
投票総数 80件 (100%)  
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