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症例種別

甲状腺(5~5件表示/全5件中)

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第40回日本臨床細胞学会九州連合会学会(大分)スライドカンファレンス症例4

種別:甲状腺

出題:松岡 優毅1、中島 正洋1,2 1長崎大学病院 病理診断科・病理部、2長崎大学原爆後障害医療研究所 腫瘍・診断病理学研究分野

年齢 80代 性別 女性
採取部位 甲状腺 採取方法 穿刺吸引細胞診
検体処理法 ふきつけ    

臨床所見

既往歴・家族歴: なし

現病歴: 3か月前に7cm大の嚢胞性病変が指摘され穿刺吸引細胞診(Class III).増大、嗄声が確認され、再度穿刺吸引細胞診が施行された。なお、CT上では甲状腺から外方向性発育を示していた。採血データはThyroglobulinが84.3ng/mL(正常35.0以下)で、TSH、free T4、抗Tg抗体、抗TPO抗体は正常範囲内であった。


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正解 4.Teratocarcinosarcoma
▼選択肢及び投票結果
1.Adenomatous goiter 10件 (9.5%)
2.Papillary carcinoma 27件 (25.7%)
3.Intrathyroid thymic carcinoma 48件 (45.7%)
4.Teratocarcinosarcoma 15件 (14.3%)
5.Follicular neoplasm 5件 (4.8%)
投票総数 105件 (100%)  
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