スライドカンファレンス

症例種別

消化器・口腔(7~8件表示/全8件中)

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第39回日本臨床細胞学会九州連合会学会(鹿児島)スライドカンファレンス症例3

種別:消化器・口腔

出題:谷川 雅彦 久留米大学医学部病理学講座

年齢 70代 性別 女性
採取部位 膵頭部 採取方法 EUS-FNA
検体処理法 従来法とLBC法の併用    

臨床所見

[既往歴]虫垂炎
[現病歴]胸部X線異常に対する精査中に、PETで膵頭部腫瘤に集積がみられた。造影CT検査では、約2cmの腫瘍性病変を認めた。精査目的にEUS-FNAが行われた。


  • pap x20

  • pap x40

  • Cytocolor x20

  • Cytocolor x40

  • Cytocolor x40

  • LBC x40
正解 4.充実性偽乳頭状腫瘍
▼選択肢及び投票結果
1.膵腺癌 9件 (8.5%)
2.腺房細胞癌 30件 (28.3%)
3.神経内分泌腫瘍 18件 (17.0%)
4.充実性偽乳頭状腫瘍 44件 (41.5%)
5.膵管内乳頭状粘液性腫瘍 5件 (4.7%)
投票総数 106件 (100%)  
 

第39回日本臨床細胞学会九州連合会学会(鹿児島)スライドカンファレンス症例5

種別:消化器・口腔

出題:前川 和也 宮崎県立宮崎病院病理診断科

年齢 79歳 性別 男性
採取部位 左顎下腺 採取方法 穿刺吸引
検体処理法 スメア,LBC.Papanicolaou染色、Giemsa染色    

臨床所見

既往歴 :高血圧、痔核、鼠径ヘルニア、帯状疱疹
現病歴 :1ヶ月前から顎下部の腫瘤を自覚するようになり、前医受診。CTで左顎下腺内及び頚部に2.0x1.5cm大の不均一な造影効果を示す腫瘤が認められ、左顎下腺癌が疑われた。左顎下腺腫瘍から穿刺吸引細胞診が施行された。


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正解 3.唾液腺導管癌
▼選択肢及び投票結果
1.分泌癌 12件 (11.3%)
2.腺房細胞癌 22件 (20.8%)
3.唾液腺導管癌 33件 (31.1%)
4.高悪性度粘表皮癌 7件 (6.6%)
5.オンコサイトーマ 32件 (30.2%)
投票総数 106件 (100%)  
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